これがそれか。そうかあれなのか。 2007/05/09 (Wed)

いわゆる思春期ってやつだな。

本人は認めたくないという悪あがき。

どうにもこうにも、どんな物でも暗く考える。

一体思春期っていつ始まっていつ終わるのか。

保健の教科書には答えは載ってるのか。

見たことないからわからないけれど。

でも習った記憶がないでもない。


とことんまで堕ちてみるのもいいと思う。

陽極めれば陰。陰極めれば陽。

堕ちて堕ちて堕ち付いた先はきっと光しかないから。

よくなる前には悪くなる、ともいう。


例えばの話。

何か楽しみを持って学校へ行ったとする。

楽しみだ、楽しみだ、そんな気持ちが楽しい。

そう思っている矢先に、ちょっと嫌なことが起きたとする。

普段、何でもないときにはそれほど気にすることでもないのに、

楽しい楽しいと思って、気持ちが上昇しているときに起きるから、

その落胆ぶりも上昇している分だけ激しいものになる。

普段が５０だったとして、その嫌な出来事が３０になるようなものだったりすると。

50から３０へは－２０だったけど。

楽しい気持ちは８０くらいで。

８０から３０へは－５０のダメージ。

何を言ってるかわからない。

そんな自分にさらに嫌悪。

でも自分の中ではちゃんと結論づけられていて。


一体、何人の大人が子供のことを理解しているのだろう。

わかっているフリ、信じてるフリ、話を聞いているフリ。

子供の話をちゃんと聞いている親は一体何人いるのだろう。

１０００人に１人いるかいないかだと思う。

それでも多すぎるほどだと思う。

親は、子のため子のためといいながら、結局は自分のためだったりする。

そんなことが何度も起こるから、子供も親を信用しなくなる。

本当に自分のためにしてくれていることにも気づかなくなる。

一番身近な親すら信じていないのだから、先生や、すれ違う大人に敬意を払うわけもない。

大人なんて。

どうせ大人は。

大人になりたくない。

大人には矛盾がある、とよく子供はいう。

「もう子供じゃないんだから」
「まだ子供のくせに」

この二つを使い分ける大人へ、抗議をするのだ。

この件に関して私は、以前までだったら憤りを感じていた。

子供扱いするのか、大人扱いするのか、どっちかにしてほしいと。

しかし大人は、しっかりと使い分けているのだと最近気が付く。

「もう子供じゃないんだから」

と言われたとき、自分は何をしていたか。

例えば自分が１５歳だったとして、１０歳の子でもわかるような間違いを犯したとき。

それは「もう１０歳の子供じゃないんだから、あんたはもう１５歳でしょ？」という意。

「まだ子供のくせに」

と言われたとき、自分は何をしていたか。

例えば自分が１５歳だったとして、３０歳の人が言うようなことを言ったとき。

それは「まだ１５歳の子供のくせに、何をわかったことを言うのか」という意。

１３～１９までは、子供で大人。

時と場合によって子供あり、大人であり、それをしっかり理解すれば大人の言っている意味がわかる。

ただ、中学生の公共交通機関の料金を大人料金にするのはどうかと思う。

大人は働ける。

でも中学生は働きたくても働けない。

だったらまだ子供料金でいいじゃないか。

どうでしょう、お国の方。


本当に、最近体が熱っぽく、ぐらんぐらんと世界が揺れていて。

今日も学校の授業は頭に入ってこなかったし。

早く思春期が終わればいいな、なんて、まるで生理のように考える。


子供です。私。

どんなに偉そうなこと言っても、親に甘えたい。

泣きたいときに泣けない。

泣き方がわからない。

いったい私は、いつから声を押し殺して泣くことを覚えたんだろう。

いったい人は、いつから声を押し殺して泣くことを覚えたんだろう。

きっとそれは、初めて親から謂れの無い説教を受けたとき。

おかしい、何で私が怒られるの？

悔しくて、悔しくて、泣きたくなくて、泣いたら負けだと思って。

でも涙はでてきて。

あと、親に心配をかけたくないとき。

あと、泣いてる自分が恥ずかしいと思ったとき。


子供は、大人が思ってるより大人で。

子供は、大人が思ってるより子供で。


この意味がわかる大人は何人いるんだろう。



私はここにいる、と声を大にして叫びたい。

居場所はどこだ。

どこにいればいい。

私を見つけて。


こんな思春期ならいらない。

毎日、明るいことだけ考えていたい。

笑っていたい。

みんなはどうやって思春期を乗り越えたのか。

親にすら聞けない。

思春期…。

自殺願望が最も激しく強い時期だと思う。

絶対誰もが、一度は死を考える時期だと思う。


長い、激しく長い、今日の日記。

久しぶりだっていうのに。

何だか暗くさせてごめんなさい。

でも切実な、１０代からのメッセージ。

だと思っています。

何か感じてくれたらこれ幸い。

大人って、歳を無駄に重ねただけだと思うんだ。

私は精神年齢が４８歳でした。

見た目年齢、実際年齢、精神年齢。

私の中では、精神年齢＞見た目年齢＞実際年齢

１６で４８って何事。

こんな高校生に誰がした。

両親の離婚、父の気狂い、母の不倫、姉の病気、教師の態度。

友達の輪、友達の言葉、学校への道のり。

いつかはいい経験だったと思える日がくるのかな。


命短し、恋せよ乙女。

………短いんだ、命…ｏｒｚ

精一杯生きよう。

恥じぬ大人になるために。